真相報道バンキシャ!でやってた日本人がアイデアを出し、海外メーカーが製造するって話。
光るまな板というのが先月5日 東京ビッグサイトで行われたLIGHTING FAIR 2013で出展されたらしいが、そのひとつらしい。
まな板が光ることで魚の腹骨がわかりやすくなる。アイデアを出したのは日本人。本業は製本業や自営業の人々。台湾の家電メーカー チーメイグループ 家電事業NEXGEN 許家彰社長48歳。
共同開発プロジェクトを企画したのは 長内厚さん40歳。早稲田大学ビジネススクール准教授 元ソニーテレビ事業本部商品戦略担当。
長内さんによれば、日本企業が生き残るためには何でもかんでも自社で日本国内でやろうとするのはダメらしい。長内ゼミでは、授業の一環でLEDを使った新商品開発をやっていたらしい。
チームは4人でメーカー勤務の長島健二さん36歳、製本業経営の井上正さん52歳、自営業の池田大輔さん41歳、元IT関連勤務 河﨑泰子さん
光るまな板の他に、音楽を奏でるライト、光で泥棒を撃退するドア、光で殺菌する空気清浄機などを発表。でその最優秀賞の特典が台湾企業が製品かおよび照明見本市への出展だったらしい。
協力するのはチーメイ(CHIMEI)という台湾企業。台湾の台南市にある。チーメイは1960年創業の複合企業でテレビ販売で台湾市場で大きなシェアを持つらしい。台湾では有名ブランドのひとつらしい。家電以外の分野でも展開していて、小籠包などの食品も販売。
チーメイは日本市場では知名度が低いため社会人学生と組んで市場開拓をするのが狙い。
長内氏によれば、「高機能かつ高コストというのが今の日本の問題、高機能をそのままどうやったら低コストにできるかというのが課題」らしい。
iPhoneなどはApple本社が企画し、設計は台湾のホンハイ、製造は中国のホンハイ工場にて製造。台湾は非常に効率の良い、スピード・コストの点でパフォーマンスの高いものづくりが得意な地域だそうな。日本企業も委託をまねるべきだし、すでに始めている企業もあるそうな。そういえば、以前がっちりマンデー!!でもファブレスメーカーっていうので特集していたような。
台湾企業は意思決定のスピードが速いらしい。重要な会議には決定権をもつ人間が参加するので持ち帰って検討とかいうことが少ないらしい。
まぁ、メイカーズだったりファブレスだったり、ものづくりは今後、目が離せないですね。そして乗り遅れないようにしたいなぁ。