- 作者: 江口文陽
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アゲるテレビのまるみせクルーズでやってた、ゆるキャラに頼らない 奇跡の町おこし!?ってことで、長野県中野市のエノキ氷をやってた。半年以上前にテレビでみてこんなのがあるんだって思っていたけど、すっかりその存在を忘れてた^^;
エノキ茸の生産量が日本一の長野県中野市はエノキタケの総売上は5年で1.5倍の114億円。中でもエノキ氷は料理に入れるとうまみと栄養分をプラスできちゃうということで、発売から2年2ヶ月で50万個も売れたらしい。
いまや、干しえのき、えのき氷、エノキダイエットなど8万冊の本がうれているのだとか。
エノキタケは低カロリー、食物繊維も豊富、含有量No.1のキノコキトサンは余分な脂肪が吸収されるのを防ぐそうな。
ただ、エノキタケは鍋に入れる食材というイメージもあって、夏は需要が減り、売れ行きが落ちるそうな。
そこでJA中野市の阿藤博文組合長が夏場も冬と同じ消費構造にもっていけないか、何とか新しい加工商品を作りたいということで、5年前に自宅のキッチンで自ら実験台となり試行錯誤を重ねたそうな。
えのき氷の作り方はジューサーにかけ、栄養分を凝縮するために煮詰める。煮詰めたものはまずはみそ汁にいれて毎日食べてたそうな。残りは冷蔵庫に保存していたが、1週間でかびが生えたりしてたそうな。そこで思いつきで凍らせたらしい。最初はえのき氷を焼酎のロック代わりにしていたらしい。これにより体調がよくなったらしい。。体が温かくなるそうな。
キノコの細胞は通常硬い細胞壁の中に栄養分を閉じ込めているらしい。ところが凍らせると栄養分を含んだ水が膨張し、硬い細胞壁を壊すらしい。溶け出すと細胞壁内の栄養分は外にでて体に吸収されやすくなるそうな。
冷凍食品を作る工場がなかったため、工場さがしなどで、3年がかりで商品化。最初は一部コンビニとスーパーのみだったが、あっというまに広がり品薄状態に。
内臓脂肪を燃焼させる効果も最近あるんだとか。また再びブーム来そうだな。