がっちりマンデーでやってた狭い業界シリーズ第16弾のパイプビジネス。埼玉県熊谷市 日本ヒューム株式会社 昨年度の売上げは約306億円。
ヒューム管というコンクリート製の土管。正式名称はヒューム管なんだとか。下水管にもっとも使われていて、国内だけで地球約2周分のヒューム管が埋まっているらしく、ヒューム管の国内シェア1位。
ヒューム管の骨格には鉄筋が入っていて、鉄筋を溶接したあと、鉄筋とともに、コンクリートを流し込み遠心力でコンクリートが内側に均等にひろがるように作っているらしい。2時間かけて固めた表面を職人が仕上げ1日蒸らせば、完成らしい。オーストラリアのヒューム兄弟が1910年にヒューム管の製造方法を発明したんだとか。
今、てがけているのが、水道管でのネットワーク構築。アンカー敷設ロボットで下水道の天井部分にフックを設置、ケーブル装着ロボットで、ケーブルを取り付けていくらしく、普通の通信網の予備として今は張り巡らせていっているらしい。