がっちりマンデー!! 日本生活協同組合連合会。いわゆる生協は、国民の5分の1以上 2700万人が加入していて、年間総売上 3兆3000億円(共済・医療などの事業も含む)なんだとか。
生協一筋43年 浅田克己会長は、最初は神戸のコープ神戸という生協で働いていたらしい。43年前は配送担当から始めたそうな。
日本生活協同組合連合会は、全国に300以上ある生協のまとめ役で、コープ商品と呼ばれる生協独自の商品をいろんなメーカーと開発して、各生協に卸すというのがメインの仕事らしい。
コープ商品の第1号は1960年発売の生協バターで、自社工場を持たずに商品をメーカーが製造というPB商品の元祖が生協らしい。
現在生協のコープ商品は約4000品目。1981年発売の日本初のにんじんベースの果実ミックスジュースは生協で一番売れているジュースなんだとか。125ml換算でこれまでに32億本を売り上げたらしい。子供でも飲みやすい味が売れている理由なんだとか。
年間550万食を販売しているのが、骨取りさばの味噌煮(醤油煮、みぞれ煮)で人気らしい。
組合員の声を大事にして商品開発しているらしい。組合員の声を反映しているので、生協で人気商品になれば、宣伝広告なしで組合員に長く売れ続ける。ロングセラーになりやすいらしい。
ベテラン組合員をモニターにした試食会(テストキッチン)では、試食のプロが試食するらしい。
コープジューシー100は半分に割ったときに兄弟ゲンカしないようにでっぱり部分を左右両端につけている。あ〜、たしかにどっちが注入側を取るっていうのでよくもめてたな^^;
コープのパッケージはわかりやすさが最優先されているらしい。
日本で一番大量に商品を宅配しているので、いかに効率よく仕分けられるかが大事ということで、日本最先端の商品仕分けセンターがあるんだとか。
千葉県野田市 シーエックスカーゴ野田流通センターは、関東近郊3生協の宅配商品を仕分けるらしい。ここで導入されているのが、種をまいて回収する 最新の種まき仕分けシステムというものらしい。
画面にでてきた数字の個数ほど商品を単品で入れていく種まき。種まきした仕分け商品をラックの棚にしまい、注文した人に合わせた箱を切り出しているんだとか。
1種類ずつバラバラに箱に入れ、一旦巨大タワーにそれを機械が注文どおりに並べ替えているらしい。そしてパートさんの手で出荷用の箱にまとめられるらしい。
機械が商品を自動で仕分けるため集品のミスがでないんだとか。
以前は商品の棚から人が持ってきて箱に詰める人海戦術だったのでけっこうミスもあったらしい。
以前は10分間で1200人分の荷物の仕分けだったのが、最新10分間だと1700人分の荷物が作れるようになったらしい。
集品ミスはほぼゼロ、スピードもアップ、人件費も節約になったんだとか。
注文したものは、通称生協さんという配達の人が配達。生協の宅配は、原則週1回・同じ曜日・同じ時間・同じ生協さんが配達するらしい。
週1回だから結果まとめ買いになる、配達回数が減る分コストが下がる、商品の値段も下げられるということらしい。
さらに、配達の曜日も決まっているからある特定の曜日に注文が殺到することがないので、その日の為だけにたくさんのスタッフをスタンバイさせる必要もない、つまり人件費も節約できるということらしい。
近所の人が集まってまとめて配達 生協昔ながらのスタイル、今でも全体の4割がこの共同購入らしい。自分が知っているのもこっちのほうだなぁ。
通常個人宅配だと200円程度かかるところが、共同購入だと無料らしい。
配達のときにセールスもしたりするらしいのだが、週1回、同じ人が配達しているので、人間的に磨かれるらしい。山あり谷ありなんだとか。
たしかに共同購入のところとかだと、嫌われたりすると大変そうですね^^;