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詳しくなくて、すみません。

人間の仕事は50%は消滅する!?2030年雇用半減説!?

日経ビジネス2013.8.12-19合併号の特集「誌上対決 ロボットvs職人社長」っていう特集をざっと読んでたらそういう内容のことが書いてあった。

今後数十年で自動化可能な仕事ってことで、ロボット化、コンピューター化、既存技術の発達で無人化する仕事っていうのでいろいろと現状どの程度かみたいなのも記載されてた。

 

アメリカのシンクタンク、米ダビンチ・インスティチュートの創設者 トーマス・フライ氏によれば、今後数十年で世界中の全雇用の50%、20億人分の仕事が機械化でなくなると主張しているらしい。IBMに15年間勤務して1997年に独立して未来研究を続けて生きてその1つが2030年雇用半減説らしい。

フライ氏によると4つのキーテクノロジーの進化で大幅減少するらしい。マイクログリッド、自動運転、3Dプリンタ、ロボットらしい。

日本でも同じ主張をする学者は少なくないらしく、神戸大学松田卓也名誉教授は代3の失業の波と表現しているらしい。第1は18-19生気の産業革命による農民の失業、第2は1960年代以降のオートメーション化による工場労働者、そして第3はコンピュータや人口知能の進化によるホワイトカラーの失業なんだとか。

ちなみに、フライ氏の主張は続きがあって、これらの進化や無人化による別の仕事はうまれてくるのでそっちにシフトするとかということらしい。

 

特集では、麺茹でロボット、全自動ホテル、自動投資ソフト、大工ロボット、ビックデータ&司会ロボというので対決してた。

全自動ホテルってなんだろうと思ったら、2014年後半にハウステンボスが計画するホテルで、スタッフの半分をロボットで構成するスマートホテルのことらしい。星野リゾート社長がロボットホテルに関してコメントしていたけど、やはりおもてなしとか接客は人と接するインターフェースの部分はまだまだ人にアドバンテージがあるだろうなぁ。

最後の対決はビックデータ&司会ロボってことでジャパネットたかた社長と対決。社長は最近64歳を迎えて「最近は毎日テレビに出るとやや疲れを感じる」そうな^^;

まぁ、人を惹き付ける売り方・セールスアピールの仕方っていうのは、先のホテル同様厳しいかもしれないけど、ニーズの発掘はある程度は自動化できるような気がするなあ。世に知られていない商品の発掘が機械化されないってことだったけど、今はSNSやらブログやらで、探すことはある程度はできそうな気がする。まぁ、実際に商品を自分で目で見て提案の仕方を考えてっていう部分は無理だと思うけど。

 

特集の最後では30年後も食える仕事っていうので、ロボットによる代替が難しい仕事、自動化のニーズがない仕事、機械化社会の維持に必要な仕事、ロボットにはやってほしくない仕事っていうのが挙げられてた。

ロボットの弱点として、経験に裏打ちされた間を持ち合わせていない、環境の変化に柔軟に対応できない、規格が非統一の素材やパーツを扱えない、微妙な力加減を調整できない、人間の感情を読めないってこと、そのあたりが残る仕事だそうな。まぁ、ロボットといえども、プログラミングですからねぇ。きっとこのあたりを打破する研究者も多いんだろうけど。

 

とりあえず、自分は家事ロボットがほしい今日このごろ。

10年後に食える仕事、食えない仕事

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