詳しくはないけどWEBで(β版)

詳しくなくて、すみません。

会社の寿命は18年!?会社の老化度チェック

日経ビジネス 2013年11月04日号に会社の寿命を防ぐ3つの処方箋っていう特集がされてた。最新版では会社の寿命は18年らしい。

 

1983年のときは、寿命30年と試算していたらしいが、今は18年になったらしい。

試算方法は1890年以降、10年ごとに売上げや総資産額から当時の旬の企業100社ランキングを作成して、1つの企業がランクインしてから圏外になるまでの平均滞留期間を繁栄を謳歌できる期間として定義したらしい。

ただ、今回は売上げ高や総資産だけでは判断できないとして、時価総額も加えて計算したら18.07年になったらしい。

まぁ、100社での基準だからっていうのもあるんでしょうけど、今は長い間存続するのって難しいんですかね。

 

ちなみに会社は成長と引き替えに老化するらしい。
企業が成長を目指すと
・社員や事業の「数が増える」
・組織や運営手段が「複雑化する」
・社員の個性が「均質化する」
その結果、ルールや規則の増加、スタンプラリー現象、予算重視主義の万円、ルーティンワークの増加などなど・・・その結果、成長の鈍化や経営効率の悪化に繋がるんだとか。

まぁ、当然な気もするけど、大きくなるとやはりそういうのはしょうがないんでしょうかねぇ。

 

ちなみに経営コンサルタントの細谷功 氏による会社の老化度というチェックシートが載っていた。

1.定例会議が多い
2.報告連絡のためだけの会議が多い
3.役員は一般社員にとって「雲の上の人」である
4.意思決定に必要なのは前例と実績である
5.やるリスクは真っ先に論じられるが「やらないリスク」が論じられることはない
6.会社名や商品ブランドを誰でも知っている
7.「できない理由」が得意な社員が多い
8.「カネと数字」が判断基準のすべてである
9.複数企業の出身者が混在した組織である
10.何を決めるにも複数担当者が必要である
11.簡単な経費の使用にも複雑な承認プロセスが必要である
12.出世するのは現場・ラインより管理・スタッフ部門である
13.「何を言ったか」より「どの役職の人が言ったか」が重要である
14.部門が違っていたら何をしているのかわからない
15.コンプライアンスなどのための「証拠作り」の仕事が多い
16.評価は減点主義である
17.個性的な人が少ない金太郎飴集団である
18.現場で手を動かしているのは外注先で、自社はその管理が仕事である
19.「得意先の課長」より「自社の社長」とのアポが重要である
20.ccメールなど、読まないメールが大量に来る
21.仕事は誰がやっても同じアウトプットがでるように「組織化」されている
22.「変わった人」は迫害される企業文化である
23.「誰が信頼できるか」より「誰が担当者か」が重要である
24.「言い出しっぺ」は損をする
25.他社との明確を違いを誰もが簡潔に表現できない
26.社内でも名刺交換が行われる
27.訳の分からない規制やルールが多数存在する
28.他責で依存心の強い社員が多い
29.会社全体より自部門の利益を優先させる
30.それでも社外向けスローガンは「顧客第一」と「イノベーション」である

それぞれ5段階で90点を終えるとアンチエイジングに取り組む必要があるらしい。

自分の所属する会社で試したら、90点超えてますな・・・^^; 90点どころか、100点を軽く超えている。。

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