めざましテレビのさきつぶでやってた学士の話。7月31日付け 読売新聞夕刊の記事から。
法学部を卒業したら法学士、工学部を卒業したら工学士というが学士の種類が今は増加しまくっているらしい。桜美林大学のアビエーションマネジメント学類を卒業するとアビエーションマネジメント学士になるらしい。客室乗務員など航空関係に特化した教育を行っているんだとか。
その他にも国際日本学士 映像身体学士、観光交流文化学士、キャリアデザイン学士などなど、基準緩和で700種類以上に増えて学士20年で20倍以上になったんだとか。
1991年以前は学士は29種類だったのだが、文科省が基準を緩和して、大学が自由に学士の名称を使用できるとしたところ、現在は学士は約700種類。
情報 国際 文化 福祉など時代を表すキーワードだったり、学部学科の教育に独自色で学生集めの工夫だったりしているらしい。
まぁ、学生集めもですが、新たな学科や学部を作るときに、国際とか総合とかそういうキーワードを入れると認可が下りやすいみたいな話も聞いたことがありますけどね^^;
一方で、私大教授曰く、学生が就職の面接で学問の内容を聞かれ即答できなかったらしい。海外留学の際、うまく学問の内容を伝えられないという足かせになっているという意見も。
まぁ、専門性に特化するのと複合的にというのといろいろあるんでしょうな。専門的なほうはともかく、複合的にだと、説明は難しいかもしれませんね。というか受け手側がその知識をもっていないと複数説明しないといけませんからねぇ。
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